名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。

産学共同デザイン 5W×1H×3P とは

名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。
5W × 1H × 3Pとは、2つのProfessional(企業)と学生らのPersonality(個性)により1つの商品が生み出されるプロジェクトです。三者それ ぞれの 5W × 1Hの要素が目的に則して抽出され "カケアワセ "されていく Process(過程)を公開します。

掲載日:2010 年 5 月 18 日

no.50 もう1つのソファ

100520

「RONDO/ロンド」から生まれたもう1つのソファも、順調に進めております。

先日は、そのソファの詳細図面確認や、ネーミング、キャッチコピーを話し合いました。

ステッチの位置から、木枠の作り方、バネの仕様について、模型を見ながら詳細を決めていきました。

このソファは、ぱっと見ると普通のソファだけど、よく見ると少し違う。

その少しの違いが、使用する人の生活を劇的に変え、いろいろなシーンを生み出すような仕組みになるというものです。

FLANNEL SOFAさんとTYPE A/Bさん、そして、伊藤研究室の様々な思考がぎゅっと詰まった商品になりそうです。

皆さん、是非楽しみにしていてください!!

【デザイナー富田のつぶやき】
「RONDO/ロンド」とは別の新作ソファのデザインが決まりました。
デザインのアプローチは物として面白さを追求してきた「RONDO/ロンド」とは正反対です。
建築を学んできた者としてソファが置かれる位置と部屋の平面図をヒントにデザインしています。

今回は仕上げのステッチの入れ方から、足、バネといった構造の仕組みもデザインコンセプトとターゲットユーザーの使い方から決定しています。
当たり前の手法かもしれないですが、首尾一貫したデザインの心地良さを感じています。

100520_2
新ソファのシルエット(詳細は後ほど…お楽しみに!!)
——-
名古屋工業大学/伊藤研究室
http://www.type-ab.com/ti_di/index.html
——-


コメント


名古屋工業大学
伊藤研究室

家具からインテリア、建築等を一つの環境と捉えデザインの研究と実践 を行っている。行政・企業・市民を巻き込んだ、インスタレーションや マチづくりにも従事し、社会・世界に向け活発に活動中。

TYPE A/B

住宅設計からマンションのリノベーションなど住空間のデザインを手掛 けている。また、市場分析からコンセプトを創造し、ロゴやネーミング などデザインを活かしたブランド戦略を実践中。

FLANNEL SOFA

私たちの考える本当の意味での「デザイン」とは、 思案から、ソファ製作の過程をへて、お客様の元へ、その後長く使用され続ける。 そのようなロングライフなモノ作りこそが、デザインだと考えます。

 RSS購読