名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。

産学共同デザイン 5W×1H×3P とは

名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。
5W × 1H × 3Pとは、2つのProfessional(企業)と学生らのPersonality(個性)により1つの商品が生み出されるプロジェクトです。三者それ ぞれの 5W × 1Hの要素が目的に則して抽出され "カケアワセ "されていく Process(過程)を公開します。

掲載日:2009 年 8 月 18 日

no.21 模型と木枠図案

FLANNEL SOFAの記事

090818

図面化も終わり、具体的なソファづくりの第一歩となる木枠製作を、といきたいところですが、この複雑なスフェリコンソファは・・・・。

その前にまず構造検討をすることに。

通常なら図面から内部構造を即決していますが、今回ばかりは模型を前にフランネルソファのファクトリーチームで検討会を行いました。

富田君にフランネル用にと、製作依頼していた模型が到着するとすぐに、8月7日の通常業務終了を見計らって検討開始。
「ああしたらいい、こうした方が良くないか?・・」と、議論は進み、案としてはやはり、ソファの木枠構造のセオリー通りなところに落ち着きました。しかし、あまりに多くの文字と線で情報が雑多なため、私たちは木枠図案の清書をして、富田君には水平、垂直、各指定ポイントごとの輪切り寸法を出してもらう事となりましたが、割と早い段階で寸法を出してくれるそうで大助かりです。

その寸法図面を待ってから、いよいよ実製作に移りたいと思います。

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伊藤研究室

家具からインテリア、建築等を一つの環境と捉えデザインの研究と実践 を行っている。行政・企業・市民を巻き込んだ、インスタレーションや マチづくりにも従事し、社会・世界に向け活発に活動中。

TYPE A/B

住宅設計からマンションのリノベーションなど住空間のデザインを手掛 けている。また、市場分析からコンセプトを創造し、ロゴやネーミング などデザインを活かしたブランド戦略を実践中。

FLANNEL SOFA

私たちの考える本当の意味での「デザイン」とは、 思案から、ソファ製作の過程をへて、お客様の元へ、その後長く使用され続ける。 そのようなロングライフなモノ作りこそが、デザインだと考えます。

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