名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。

産学共同デザイン 5W×1H×3P とは

名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。
5W × 1H × 3Pとは、2つのProfessional(企業)と学生らのPersonality(個性)により1つの商品が生み出されるプロジェクトです。三者それ ぞれの 5W × 1Hの要素が目的に則して抽出され "カケアワセ "されていく Process(過程)を公開します。

掲載日:2009 年 5 月 18 日

no.13 学生による公表の機会

FLANNEL SOFAの記事

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21こちらは、5月9日(土)夜に行われた、「ヒトコト交流会」での名工大生発表の様子です。この交流会では、ある1つのジャンルに趣向を持つ方々をあつめて、一言、意見や自己アピール、人から人への直接的広報ができる会で、ヒトとヒトが交流することにより、コトがなされていく場を提供していきたいという私たちの願いが込められています。

今回の会場となった、フランネルソファ本店大須ショールームでは、今年5月で10周年を迎える私たちフランネルを昨年から親交の深くなった株式会社オープンエンズさんが、自発的に10周年をお祝いしてくださるというコンセプトの下で、「フランネルソファ10TH」の題材を使い、「第3回デザインのバカ展」は開催され、5月24日(日)まで行われます。

ということで、この展覧会初日にあわせて、「デザイン好き」という、広い枠での参加を募り、プロとして活躍されている方でなくても参加者全員が、ヒトコト物言いができる!ヒトコト交流会は開催されました。

現在、推し進められております、「カケアワセプロジェクト」の名工大生にとって、人対人レベルでのアピール(プレゼン、自己表現)の良い機会でもあり、直接的に宣伝ができることから、TYPE A/Bさんからも後押しの声を頂き、学生たちにも発表の場を設けました。

TEL、メールでのやりとりから、大変やる気が伝わってきて、発表当日まで事無く計画は進行していきました。彼らは、伊藤研究室での体験を活かし、一般の方々へも全く変わりなく、パワーポイントを使ってのプレゼンテーションをしてくれました。

こういった、学生たちが私たち大人の前で立派に主張する様は、誰もが頼もしく目に映ったことでしょう。

31カケアワセプロジェクトのソファデザインを現在練り上げている、富田くん、坂井くんはきっと気が気でなかったことでしょうが、今回また一つ経験を重ねて、人間的にも強くなったことと思います。私たちFLANNEL SOFA、TYPE A/Bさん共々これからも実社会体験による課題を学生たちに向けてビシバシぶつけて鍛え上げていくつもりです。

さて、次はだいぶ洗練されてきたという、スフェリコンのソファの模型、デザインコンセプト等々の打ち合わせに突入です。長らく表だっての出番のないまま、待ちの状態だったので、リアルタイムで現状が見られる打ち合わせが楽しみです。

まだまだ現実路線への変更、指摘はかけずに打ち合わせは進めて、産学ならではの商品づくりを検討、まい進していきます。

富田君、坂井君、小さな試練はこれからも続きます。その全てをチャンスととらえ、取り組んでくれればと思います。他、研究室学生も、各自作品の模型、コンセプトのブラッシュアップを進行させる作業が続きますので、気合入れていきましょう。

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名古屋工業大学
伊藤研究室

家具からインテリア、建築等を一つの環境と捉えデザインの研究と実践 を行っている。行政・企業・市民を巻き込んだ、インスタレーションや マチづくりにも従事し、社会・世界に向け活発に活動中。

TYPE A/B

住宅設計からマンションのリノベーションなど住空間のデザインを手掛 けている。また、市場分析からコンセプトを創造し、ロゴやネーミング などデザインを活かしたブランド戦略を実践中。

FLANNEL SOFA

私たちの考える本当の意味での「デザイン」とは、 思案から、ソファ製作の過程をへて、お客様の元へ、その後長く使用され続ける。 そのようなロングライフなモノ作りこそが、デザインだと考えます。

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