
正しくセッティングをして、快適な座り心地を。
 ソファの中には、背クッションや座クッションを取り外せるものがあります。
      カバーを外してクリーニングしたり、中材のクッションにへたりを感じた場合、新たなクッションに取り替えることもできます。
      しかし、クッションを元に戻す際に、誤った取り付け方をしてしまうと、カバーへの収まりが悪くなったり、座り心地が変わってしまいます。
      そこで、快適な座り心地を保つために、正しい取付方法をご紹介いたします。
座クッション取り付け時の注意点
硬さ・密度の異なるウレタンが入っている座面

写真上 : VENTI (ヴェンティ) 座クッション
 FLANNEL SOFA製の座クッションの多くは、硬めのウレタンと柔らかめのウレタンが層になった積層構造です。
      ファーストタッチの快適な座り心地を得るために、柔らかいウレタンを上にして置いてください。
      表層の柔らかなウレタンが心地よい感触を与えてくれ、底面のしっかりとしたウレタンが体重を支えてくれます。
フェザー(羽毛)が入っている座面

写真上 : QUATT (クワット) 座クッション
 写真のように、「フェザー(羽毛)が含まれた層が上」「ウレタンの層が下」が正しい向きです。
      ふんわりとしたフェザー(羽毛)を表層に配置するようにしてください。
      正しくセッティングすることで、ファーストタッチはフェザー(羽毛)の包み込まれるような柔らかな座り心地を体感することができ、
      座り込むとウレタンによるしっかりとした安定感を感じることが出来ます。                
傾斜がかかっている座面
 座クッションに傾斜がある場合、厚みのある側を、座って膝の当たる側
        (右の写真では左側)にして取り付けましょう。
        傾斜があることにより、ゆったりとよりリラックスした体勢で、背にもたれることが出来ます。                
写真右 : STRAND (ストランド)

カバーリング時の注意点
クッションの前後・上下を確認したら、カバーリングの際にも注意が必要です。 座り心地に加え、見た目・デザインにも影響を与えます。
背クッションについて
 写真のように、ジッパーを背中側に向けます。
        この時、ジッパーの位置は下側になるように置いてください。
        正面や背面からの見た目も良く、座った際に服や肌をジッパーに引っ掛けてしまうことを避けることができます。    
        
        写真右 : QUATT (クワット)
      
      
座クッションについて
 座クッションもソファの背もたれ側にジッパーがくるように配置してください。
        カバーは、中身のヌードクッションの形状に合わせて作られています。
        間違った方向にカバーの取付を行うと、破損することもあります。
        正しい向きでカバーに収めることで、綺麗に仕上げることが出来ます。    
        写真右 : NOOK (ヌーク)
      
      
 
      各メーカーによりソファーカバーの取付方法は異なります。
      まずは、取扱説明書や、ソファからカバーを外す前の状態をよく確認をして下さい。
      クッションの取り付け方や、カバーの仕方によって、座り心地や見た目は大きく変わってきます。
      考え抜かれた構造による、本来の機能をご体感いただき、素敵なソファライフをお過ごしください。  











