名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。

産学共同デザイン 5W×1H×3P とは

名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。
5W × 1H × 3Pとは、2つのProfessional(企業)と学生らのPersonality(個性)により1つの商品が生み出されるプロジェクトです。三者それ ぞれの 5W × 1Hの要素が目的に則して抽出され "カケアワセ "されていく Process(過程)を公開します。

掲載日:2009 年 10 月 13 日

no.39 展示会に向けて

FLANNEL SOFAの記事

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思い返せば、昨年の12月23日の初打ち合わせ、プロジェクト決定から、はや10ヶ月。数々の検討会、打ち合わせを重ねてついに‘ロンド‘が完成しました。

そして、一般公表するための展示会が本日から始まります。

会場は、ナゴヤTV塔4Fパークギャラリーとフランネルソファのショールームです。
会期は、本日10/14(水)~/18(日)で、各会場共にパーティーをとり行います。
パーティー日時は、TV塔にて10/14(水)18時~、フランネルソファにて10/17(土)18時~となります。

各パーティーでは、プロジェクト説明からプレゼンテーション、質疑応答や来場者の方々とのディスカッションが行われ、場を盛り上げます。又、フリーの時間を多くとっておりますので、ご来場者同士でも交流しやすい環境となっております。
どうぞお誘い合わせの上、お気軽にお越し下さいませ。
さて、ここで、昨日設営してきました、各会場の展示内容に少しふれてみたいと思います。

まずは、TV塔パークギャラリー。こちらは、タイプABさんと、名工大伊藤研究室の学生さんを中心にした展示。‘デザイン‘の部分を全面に押し出していて、カケアワセプロジェクトとしてのデザインが決まるまでのすべてのコンペ出品作の模型展示とそのコンセプト説明、時間軸に沿ったプロジェクトの進行が目に見える形でパネル展示されています。もちろん、学生さんたちが常駐して、各説明や、スフェリコンの特徴的な転がりが、模型のみならず、展示ソファでもその軌跡を体感できます。

次に、フランネルソファでの展示。‘製作と構造‘という部分をこちらでは全面に押し出していて、ショーウィンドーには普段目にすることのないであろう、ソファフレームである、ロンドの木枠が展示されています。生地の張られた製品とはまた違った美しさを感じ取って頂けることでしょう。

完成品(製品展示)にはもちろんお掛け頂けますので、何かしらのご意見、ご感想をアンケートに頂けると幸いです。また、壁面とファイルの写真展示をご覧になって頂くことで、プロジェクト開始から出来上がりまでの変遷が分かるようになっております。

以上が展示内容です。

三者だからこそ出来た‘ロンド‘というソファ。

大変よい経験になりました。この展示会を終えると、次は販売に向けてのプロモーションです。これで終わるではなく、次なるカケアワセプロジェクトの動きに要注目!!

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FLANNEL SOFA
http://www.flannelsofa.com
http://www.flannelsofa.com/shop/
ハギレプロジェクト
http://www.flannelsofa.com/hagire/
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名古屋工業大学
伊藤研究室

家具からインテリア、建築等を一つの環境と捉えデザインの研究と実践 を行っている。行政・企業・市民を巻き込んだ、インスタレーションや マチづくりにも従事し、社会・世界に向け活発に活動中。

TYPE A/B

住宅設計からマンションのリノベーションなど住空間のデザインを手掛 けている。また、市場分析からコンセプトを創造し、ロゴやネーミング などデザインを活かしたブランド戦略を実践中。

FLANNEL SOFA

私たちの考える本当の意味での「デザイン」とは、 思案から、ソファ製作の過程をへて、お客様の元へ、その後長く使用され続ける。 そのようなロングライフなモノ作りこそが、デザインだと考えます。

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