FLANNEL magazine

ソファ専門スタッフからの
ソファについての「まめ知識」を、フランネルマガジンとしてお届けします。

TITLE :
天然木の持つ様々な表情

天然木のソファSTRAND

天然木のある暮らし

お部屋のインテリアの中でも使われることの多い天然木は、日々の暮らしの中に安らぎを与えてくれるものです。
天然木が持つ様々な表情と魅力を紹介します。

様々な個性がある天然木

人に個性があるように、樹木にも個性があります。育ってきた環境、状況によって、木材に加工した際に様々な表情が現れます。
2つとして同じものが存在しない、天然木を使った家具は、まさに一点ものと呼べるものです。

「木目」

樹木が成長した過程を刻んだ年輪や、水分を吸い取る導管などが模様となったものです。樹木が成長する上で作り出される模様のため、同じ種類の樹木でもすべて木目が異なります。
木目には、「1/fゆらぎ」と言われるパターンがあります。
規則性、不規則性を繰り返すものを感じることで、人はリラックス効果を得られるという考え方です。
さざ波や、蛍の光り方等にも、この1/fゆらぎがあるとされています。
人が古くからお部屋の中に木目を取り入れているのは、自然と、このゆらぎを感じたいからかもしれません。

木目のゆらぎ

「板目と柾目」

木目は材木をカットする場所によって、その模様が変わってきます。
その木目の出方は大きく分けて「板目」と「柾目」に分けられます。

1人掛けロング

【板目】

板目材

丸太の中心をずらした部分をカットすると、山形や筍のような形の模様が現れます。これを板目といいます。天然木の表情が出やすい部分であり、樹木の個性が強く出る部分でもあります。無垢材の家具はもちろん、床材、和室の天井材など、幅広い場所でこの板目が使用されています。 一般的に「木目」と聞いて、この板目を思い浮かべる方も多くいます。

【柾目】

柾目材

丸太の中心に向かって、カットしたときに現れる木目です。模様はきれいな直線が出ます。一本の丸太のなかでも限られた部分でしかとれず、希少価値の高いものになります。家具ではこの柾目のみを使用した無垢材の家具は少なく、上記の板目と組み合わせ使用することが多くあります。また、木材を薄くスライスして家具の表面に張った「突板」とよばれる方法で作製された家具も、この柾目を多用する傾向があります。柾目の突板を使用した家具は、同じ部分の柾目をスライスすることが多いため、無垢材を使用した家具よりも、比較的均一で、落ち着いた木目の家具を作ることができるという特徴があります。

「杢(もく)」

木目の中で特に美しいとされるものは「杢(もく)」と呼ばれています。
杢は現在でもどのように発生するのかが、明確にはわかっていません。
外的要因(厳しい寒暖差や、斜面での発育、こぶ等)が重なり合ってできているともいわれています。
杢の種類も様々なものがありますが、その中でも特に有名なのは虎斑(シルバーグレイン)です。
虎斑は、オークや楢(ナラ)等のブナ科の木材で見られる模様で、名前の通りやや銀色がかった虎の模様に似た木目です。古くから高級材の証とされています。木に詳しい方が見ると、虎斑を見て「いい木を使っているね」等という話題が出るほどです。杢は、模様そのものの美しさだけでなく、様々な経験をしてきた樹木の証を感じられる、という点においても、大変貴重なものとして、捉えることができます。

オーク材に出ている虎斑

※ソファSTRANDのオーク材に出ている「虎斑」

「節」

樹木が成長する過程で枝が幹(みき)に取り込まれた跡です。
節のない部分を使用した材木は高級品として扱われていましたが、近年は節の持つ色の濃淡や、模様を味わいと考える方も多く、節を生かした家具も人気があります。 また、今まで使われなかった節が入った木材を使用することで、限りある資源を有効活用出来るという、エコな考え方も定着し始めています。

木材の節

天然木の家具を持つということ

木の表情について今まで述べてきましたが、天然木の家具を持つということは樹木と一緒に暮らすということだと思います。
樹木は何十年という歳月をかけて成長し、家具として私たちの手に届きます。
一点物である天然木の豊かな表情を感じていただければ、愛着をもって長く使っていただけるのではないでしょうか。 オーク無垢材を使用したソファSTRANDはコチラ 無垢材を使用した家具katahaはコチラ