名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。

産学共同デザイン 5W×1H×3P とは

名古屋工業大学大学院 伊藤孝紀研究室と有限会社 TYPE A/B、株式会社 FLANNELの 1研究室と 2企業による産学共同プロジェクト。
5W × 1H × 3Pとは、2つのProfessional(企業)と学生らのPersonality(個性)により1つの商品が生み出されるプロジェクトです。三者それ ぞれの 5W × 1Hの要素が目的に則して抽出され "カケアワセ "されていく Process(過程)を公開します。

掲載日:2009 年 3 月 6 日

no.4 学生との顔合わせ

TYPE A/Bの記事

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先日、3月2日に、5W×1H×3P(カケアワセ)プロジェクトのコンペ要項の発表を名古屋工業大学の伊藤研究室で行いました。

参加した学生は10名程度。伊藤研究室の学生が主でしたが、中には2年生の姿も。また、コンペ要項は学内の掲示板にも張り出されるとのことなので、もっと参加者が増えることも期待しつつ、3月2日をもって、プロジェクトが本格的に始動しました。

初めての顔合わせということもあり、学生たちはいつになく緊張した面持ちです。
いよいよコンペ要項の発表。発表はプロジェクトの主旨説明から始まり、テーマの説明、審査方法・・と私たちTYPE A/BとFLANNELさんとで、これまでに練り上げてきた内容を説明していきました。説明が始まったばかりの時は、イマイチ主旨が伝わりきれてないのかなとも思いましたが、徐々に学生たちの表情も変わってきて、今回のプロジェクトの要でもある「学生のアイディアを商品化する」ことが、いかに魅力的かという事が、その反応から見て取れました。

その後は、学生からの質問タイムです。三者が一同に会する機会は今後もあまりないため、学生たちは、とにかく何かしらのヒントを得ようとみんな必死になって、いろいろと質問をしていました。
最初の方は、コンペ内容に関連した質問が交わされていましたが、だんだんと学生も和んできました。「好きな食べ物は?」とか「血液型は?」など、コンペとはあまり関係ないんじゃない?と思ってしまう質問もありましたが、たわいのない会話からアイディアが湧いてくることもあるし、何よりもお互いを理解し合う事が「カケアワセ」に繋がるので、こうした打合せの積み重ねが大切だなぁと改めて感じました。

最後はひとりひとりの決意表明で締めくくられ、学生たちの熱意がひしひしと私たちに伝わってきた打合せでした。

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TYPE A/B
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伊藤研究室

家具からインテリア、建築等を一つの環境と捉えデザインの研究と実践 を行っている。行政・企業・市民を巻き込んだ、インスタレーションや マチづくりにも従事し、社会・世界に向け活発に活動中。

TYPE A/B

住宅設計からマンションのリノベーションなど住空間のデザインを手掛 けている。また、市場分析からコンセプトを創造し、ロゴやネーミング などデザインを活かしたブランド戦略を実践中。

FLANNEL SOFA

私たちの考える本当の意味での「デザイン」とは、 思案から、ソファ製作の過程をへて、お客様の元へ、その後長く使用され続ける。 そのようなロングライフなモノ作りこそが、デザインだと考えます。

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