2021.7.21

ソファPIVOが10年以上
選ばれ続けてきた理由

2010年の発売開始以降、10年以上お客様に愛され続けてきたソファPIVO。どうしてPIVOがお客様に永く選ばれ続けているのか。個性的なデザインのソファが、お部屋に自然と馴染むのはなぜか。これらの理由となる、隠された作り手の意図や工夫が、自社工場のソファ職人へのインタビューで明らかになりました。

ソファPIVOの製作秘話

    CONTENTS

  1. 製作する上で大切にしてきたこと
  2. PIVOに隠されたこだわり
製作する上で大切にしてきたこと
Q :

お客様から人気のソファPIVO。
デザイン案から試作をする際、何を意識しましたか?

張り職人 Wさん:
まず、見た目の美しさに加えて、お客様がどのように生活の中で使うのかなどを考え、耐久性・機能性も兼ね備えられるよう意識しました。今でもお客様の声を聞いて、より使いやすく、より美しく仕上がるように細かい部分まで試行錯誤して、マイナーチェンジを繰り返しているんです。

Q :

デザインを実際の形にするのは、大変なことなんですね。PIVOはどのようなコンセプトを軸に製作されたのですか?

Wさん:
PIVOは産学共同のチームプロジェクトから派生して生まれたソファです。「リビングとダイニングなど、2つの空間を繋ぐソファ」というコンセプトで製作を進めました。背が低く、抜けがあることで、お部屋を開放的に魅せると同時に、あらゆる方向からの動線を生み出します。(写真1)
部屋の中央に配置されることを想定しているので、正面・背面という概念がありません。そのため「正面からだけでなく、横から、後ろからでもフラットで美しく見えること」「丸みを持たせた形にすること」を目指して仕上げました。丸みを持たせることで、お子様がソファの周りを走り回っても安心・安全ということを、無意識に視覚から感じることもできます。(写真2)

部屋の「中心=PIVOT」

(写真1)部屋の「中心=PIVOT」

どこ角度から見ても美しいフォルム

(写真2)どの角度から見ても美しいフォルム

PIVOに隠されたこだわり
Q :

PIVOはどこから見ても美しく感じます。
どのようなこだわりが隠されているのですか?

Wさん:
どんな角度からも美しく見える理由の一つに、ソファ側面にある縫い目への配慮があります。生地を縫い合わせた時の重なりが、ソファの表面に盛り上がって出ないよう、内部のウレタンに切れ目を入れ、そこに収めています。このような繊細な気配りにより、フラットで美しいフォルムを実現しています。

生地の縫い合わせ部分

生地の縫い合わせ部分を、ウレタンの切れ目に収める様子

Q :

フォルムに丸みを出すためにも、何か工夫があるのでしょうか?

Wさん:
自然な丸みのある美しいエッジを表現する為に、ウレタンの角部分を丸くカットするのではなく、あえて、角ばった状態の上から生地を巻き付けています。同時に角のウレタン密度もグッと高くなることで、曲線の型崩れもしにくくなり、より耐久性が高まります。座面となる土台だけでなく肘や背も、四隅となる部分には丸みを持たせて、ソファ全体を統一したデザインに仕上げています。(写真3)
さらに丸みを出すための工夫として、角にはなるべく縫い目を付けないようにしています。角に縫い目があると、ブロックのようにカチッとした印象になるので、縫い目はソファの側面に入るようにしました。(写真4)

自然な丸みのエッジ

(写真3)自然な丸みのエッジ

ソファ側面の縫い目

(写真4)ソファ側面の縫い目

Q :

他に、見えない工夫はありますか?

Wさん:
木枠のつくりの部分です。木枠に土手をつくり、少し出っ張らせることで、ウレタンや生地を張ったときに、ウレタンが下に落ちてしまうことを防いでいます。

木枠の土手

木枠に付けられた土手


使い手を大切に想いながら、幾重にも繰り返される考察と吟味の上、誕生したPIVO。デザイナーが緻密に計算して生み出した理想に、数十年ソファを造り続けてきた職人が技術と経験で応えていく。双方のタッグにより表現された繊細なディテールや佇まいに、静かながら熱く濃い作り手の気配が感じられます。

一瞬の感動をずっと感じていただくために、見えない部分や1mmにまで惜しみなく向き合う、FLANNEL SOFAのものづくり。ソファに対する誠実な創意工夫の積み重ねが、お客様から愛され続ける理由のひとつなのかもしれません。今回紹介したPIVOの工夫やこだわりは、ほんの一部に過ぎません。ぜひPIVOをショールームでお試しいただき、FLANNEL SOFAのものづくりをご体感ください。

ソファPIVO

ソファPIVOの詳細はコチラ

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