
本革には、大人が毎日座っても耐えられるぐらいの「強度」が必要です。
またソファに張られる前に、用途の特性上「大きな面積(取り都合の良さ)」も必要となります。
こういった「強度」や「大きな面積」が求められる事情により、銀面(革の表面)を削り、傷を隠し、
その上に丈夫な塗膜を作るタイプ(本革-1シリーズ)、床革(製造工程で革を割いた下の部分)にフィルムを貼ったタイプや、革クズを樹脂で固めたタイプ(再生皮革)などが多く流通しています。
このような革は傷も少なく、取り都合も良いので、お手頃な値段です。
仕上がりも良いソファに見えますが、反面、長く使用していくと、銀付革と歴然の差が現れます。それらの革は、同じ「革」という言葉でひとくくりにされていても、本来「天然皮革」が持つ良さが損なわれているとも言えます。
だからこそ本革-2シリーズでは、厳選した高品質な“本物”の革として価値を見出しています。銀付革を使用する本革-2シリーズの革に座ってみれば、その違いを感じる事でしょう。
天然皮革の良さを味わっていただくために、革の表面をそのまま生かした「銀付革」に薄い塗装「薄化粧」を施すことにこだわっています。
銀付革に薄化粧を施した商品を作るには良質な原皮が必要となるため、「最高クラスの原皮」を厳選して使用しています。
「薄化粧」といっても、椅子張り用皮革は通常の革の仕上げと異なり、かなりの強度が必要となります。
革の風合いを生かしつつも薄くて丈夫な塗装を行うために、1枚1枚、職人が道具を使い、手で塗料を塗り込みます。
この人の手による地道な作業が「やわらかい風合いや手触り」と「強度」を両立させています。また表面にウレタン加工を施すことにより、耐摩耗性と耐水性を高めています。
革は水の硬度によって仕上がりが変わります。
ヨーロッパが真似のできない、日本の軟水だからできる風合いをお楽しみください。
本革-2シリーズはソファ張り専用皮革として、「銀付革」(革の表面がついている革)にこだわっています。
銀面を削った革に比べて、傷や肌荒れなどのナチュラルマークがそのまま表面に現れます。
革の本来の天然皮革の良さを生かした質の高い“本物”をご堪能下さい。
動物のシワ
肌荒れなどのスレ
キレキズ・治りキズ
ピンホール・虫穴
チスジ
RLDシリーズは、お手入れしやすく、扱いやすい顔料仕上げです。
均一な色合いがあり、革に高級感があります。
日光に強く、色あせ・色落ちがしにくく、摩擦堅牢度が強いのが特徴です。
革本来のナチュラルな素材感を堪能していただけます。
最高ランクの本革は、最高なソファに張られてこそ、活きてきます。
本革がいくら良くても、ソファ本体の構造がしっかりできていなければ、末永く使っていただけません。
見た目だけでなく、中身の構造もしっかり作られたソファだからこそ、本革の価値も表れます。
そして熟練された職人が、手作業でソファに本革を張っていきます。
季節・気候で大きく変わる本革は、熟練された職人の勘から生まれる手作業で、細かな箇所まで美しく仕上がります。
本革が美しく映えるソファとは、そんな職人が選び抜いたソファです。
革に相応しい心地を追求し作られた、まさに革の為のソファ。
コイルスプリングと羽毛の心地良さは、極上のひとときを与えてくれるでしょう。
スタイリッシュなローソファのフォルムでありながら、重厚感のあるソファ。
コイルスプリングとウレタン、そこへ革が加わり、よりしっかりした座り心地を味わえます。
ダイニングテーブルとリビングのパーテーションに最適なソファ。
本革ソファPIVOは空間中央に配置されることで、一層目を惹く存在になります。
ローソファSIESTAは本革を選ぶ事で、さらに洗練されたソファに生まれ変わります。
寝転ぶことにも最適な幅広い座面で、本革と共に心地よい寝心地を。
背面から見ても美しい、格子デザインが特徴のソファ。
「本革」と「木」の相性も良く、高級感が表れ、空間の主役になるでしょう。